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This Could Be The Start Of Something Big [曲の備忘録 ~スタンダード]

いかん。
ここ二ヶ月ぐらい、新しい曲の練習をサボり過ぎている。
3月の地震と海外旅行を自分への言い訳にしたいけど、いくらなんでもサボり過ぎている。
明日からまた頑張ろう。。。

【曲名】 This Could Be The Start Of Something Big (1956年)
- Music and lyrics by Steve Allen


【曲について】
NBCの深夜テレビ番組「The Tonight Show」で、この作曲者Steve Allenが司会者を務めた間、オープニングテーマソングとして使われました。

このゴキゲンな曲調は、確かに当時のテレビ番組っぽい。

個人的に興味深い歌詞なので載せておきます。
固有名詞が色々出てくる歌詞って、そこに時代背景が隠れてて面白い[るんるん]

You're walking along the street or you're at a party
Or else you're alone and then you suddenly dig
You're lookin' in someone's eyes, you suddenly realize
That this could be the start of something big!

You're lunching at "Twenty One" and watching your diet
Declining a Charlotte Russe, accepting a fig
When out of clear blue sky, it's suddenly gal and guy
And this could be the start of something big!

There's no controlling the unrolling of your fate, my friend
Who knows what's written in the magic book?
But when a lover you discover at the gate, my friend
Invite her in without a second look!

You're up in an aeroplane, or dining at Sardi's
Or lying at Malibu, alone on the sand
You suddenly hear a bell and right away you can tell
That this could be the start of something grand!



意味はこんな感じ。

通りを歩いてる時 
あるいはパーティーの最中
もしくは一人でいる時 突然気付くんだ
誰かの瞳をみつめて ハッとする
これは何か大きなことの始まりかもって

「Twenty One」でランチ 
ダイエットを気にして
ケーキの代わりにイチジクを食べてる時かも
何の前触れもなくても 男と女がいたなら
何か大きなことが始まるかも

ねえ、次々起こる運命なんて
自分でコントロールできることじゃない
魔法の本の内容は誰も知らないんだ
でもね、玄関先に恋人を見つけたなら
迷わず中へ招き入れなくちゃ

飛行機に乗ってる時 
あるいは「Sardi's」で食事してる時
マリブのビーチに一人で寝そべってる時
突然ベルが鳴る そして感じるんだ
ものすごく大きなことの始まりかもって



「Charlotte Russe」というのはフランス語。カロリーの高そうな、クリームたっぷりのケーキの名前です。
↓こんなん
cake.jpg

「When out of clear blue sky」は、快晴の青空の下・・・という感じだけど、これは「out of the blue(前触れもなく)」と掛けてるのかな。


Twenty One」って、ここ?
歴史あるブロードウェイのレストラン。ミシュランで星もとってる。
http://www.21club.com/

Sardi's」はこれまたブロードウェイのこの店だろーか? 
もしそうだったら以前入ったことあるぞ!
http://www.sardis.com/htmldocs/cms/restaurant.htm


ちなみに。私が聴いたエラのバージョンは、2ndコーラスもありました。
全部覚えられる自信はありません。
You're doing your income tax, or buyin' a toothbrush
Or hurryin' home because the hour is late
Then suddenly there you go, the very next thing you know
Is this could be the start of something great!

You're havin' a snowball fight, or pickin' up daisies
You're singing a happy tune, or knockin' on wood
When all of a sudden you look up and there's something new
Oh, this could be the start of something good!

Your destined lover you'll discover in a frightening flash
So keep your heart awake both night and day
Because the meeting may be fleeting as a lightening flash
And you don't want to let it slip away

You're watching the sun come up, or counting your money
Or else in a dim cafe, you're ordering wine
Then suddenly there he is, you want to be where he is
And this must be the start of something
This could be the heart of something
This could be the start of something fine!



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In The Still Of The Night [曲の備忘録 ~スタンダード]

ここ数日、不眠症でめちゃめちゃ辛いぐすん。
1時ぐらいに寝るんだけど4時とか5時に目が覚めてしまい、それ以降眠れないまま朝を迎える・・・という日々が続いています。最近運動してないからかな。

さて、真夜中つながりで、Cole Porterのこの曲です。

【曲名】 In The Still Of The Night (1937年)
- Music and lyrics by Cole Porter


【曲について】
「Rosalie」という映画のために書かれた曲。

意味はこんな感じ。

夜の静けさの中で
窓から月を眺めていると
いつしか私の想いはあなたへ向かってしまう

夜の静けさの中で
世の中はすっかり寝静まっているけど
何度も何度も私はあなたに聞くのよ

私のことを愛してる?私があなたを愛しているぐらいに
夢はかなって あなたは私のものになるのかしら
それともこの夢は 消えて見えなくなるのかしら
丘の地平線の上にぼんやりと光を放ってる あの月のように
寒い夜の静けさの中で



あ~~それにしても眠れないのはつらい。。。
どうすればいいんだろう。ホットミルク?

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Lush Life [曲の備忘録 ~スタンダード]

いつか挑戦しようと思ってた難曲です。バースがコーラスより長い。

先月、Hilary Koleがライブで歌ってくれました[黒ハート]彼女自身も難しいと言って、歌う前に胸でクロスをかいてました。

【曲名】 Lush Life (1933-1948年)
- Music and lyrics by Billy Strayhorn


【曲について】
Billy Strayhornは10年以上かけて現在のかたちに完成させたようですが、大部分を作った時、彼は弱冠18歳でした。派手なリリースではなかったものの、後々「Take the "A" Train」同様、彼の代表曲に。

彼自身の失恋エピソードに基づいて作られた曲[失恋]
希望をなくし、夜な夜な出かけては、顔色の悪い女の子たちと、ジャズとカクテルでいたずらに時間を潰す・・・という自暴自棄のナイトライフを歌ってます。

意味はこんな感じ。

<バース>
かつてはご機嫌な酒場によく足を通わせた
何が起こるか分からないような場所
人生の車輪の軸で一休みするような場所
ジャズとカクテルで「生きてる」って感覚をつかもうとしてた

僕が知ってる女の子たちはみんな顔色も表情もさえなかった
濃い化粧のあとが残っていたが
昼間から色々相手をするから落ちてしまうようだ

そこへ君が現れて歌い始めると
その魅力で僕を狂わせた
そしてちょっと思ったんだ
君の微笑みの中にある影は、僕を愛しすぎるがゆえの哀しさじゃないかと

間違ってた
また僕は間違っていた


<コーラス>
また孤独な生活に戻っちゃった
去年は恋が輝いて見えたのに
またすさんだ生活に戻ってしまった
パリに一週間も行けば気も休まるかもな
まあとにかく笑顔でいることだけ心がけとこう

そして君のことは忘れるよ きっと
まだ僕の脳裏で燃えているけどね
また酒場で自堕落な生活を送るよ
同じように孤独をかかえた連中に混ざって



さて、ライブで歌えるまでに一体どれぐらいかかるでしょうか!?
がんばれ、わたし!

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Some Other Time [曲の備忘録 ~スタンダード]

この曲、メロディーが大好きです。
先日ぴあにしもライブの時、高田ひろ子さんがソロでこの曲を演奏されていて、改めて聴き入ってしまいました。

そんで、その後MCでうっかり
「コールポーターって最高ですよね~」 と言ったら、
「これ違うよ」 と方々からツッコミが入りました(汗)

悔しいので、もっと詳しく調べます。

【曲名】 Some Other Time (1944年)
- Music by Leonard Bernstein
- Lyrics by Betty Comden and Adolph Green


【曲について】
Bernsteinってクラシックの指揮者でもあったんですね。彼は、バレエ、オペラ、ミュージカル、映画と幅広く作曲を手がけていました。
「Some Other Time」は、ミュージカル「On the Town」のために作られました。
同ミュージカルのために彼が作ったその他の代表曲は「New York, New York」。

意味はこんな感じ。

過ぎ去った時間はどこへ行ったの?
二人でやりたかったことの半分もできていないのに
まあいいわ 埋め合わせましょう
いつか べつの時に

この日はほんの一時に過ぎなくて
まだ交わしていない言葉が沢山あるのに
まあいいわ 埋め合わせましょう
いつか べつの時に

楽しみが始まった途端に
さよならの時もやって来る
でも、喜びとしましょう
私たちが一緒にしたこと、そしてこれから起こることを

やり残した大事なことがまだ沢山あるのに
時間は迫ってくる

埋め合わせましょう またいつか べつの時に



うー。切ない。でも、よく分かります。
別れを永遠の別れとせずに、「きっと、またいつか」と前向きにしています。

まだ一度も歌ってみてないけど、難しいだろな~

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Almost Like Being In Love [曲の備忘録 ~スタンダード]

好きな曲なのにタイトルを知らないということが結構あります。
そしてこの曲も。
ずっと、素敵なメロディーだな~と思っていた曲ですが、先日初めてタイトルとメロディーが一致しました。ということで歌います。

【曲名】 Almost Like Being In Love (1947年)
- Music by Frederick Loewe
- Lyrics by Alan Jay Lerner


【曲について】

意味はこんな感じ。

なんて一日だったのかしら
なんて特別な気分なのかしら
不思議ね、まるで恋をしているよう

この世の全ての人に対して
思わず笑顔になってしまう
不思議ね、まるで恋をしているよう

全ての音楽が
私のために鳴り響く鐘のように思える

その鐘が鳴り始めるとき
私の中に響くこの感覚
心が奪われたのは間違いない
恋に落ちたみたいね



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My Romance [曲の備忘録 ~スタンダード]

飽きっぽいので、いつも数曲いっぺんに練習します。
数曲いっぺんに練習して、だいたい時期を同じくして仕上がって、また新しいのを数曲仕入れます。この周期は約一ヶ月。

さて、また新曲ピックアップの時期です。 まずはこれだ!

【曲名】 My Romance (1935年)
- Music by Richard Rodgers
- Lyrics by Lorenz Hart


【曲について】
「Jumbo」というミュージカルのために書かれた曲。

夜空に輝く月なんてなくたっていい
青い珊瑚礁もいらない
5月という季節も、きらめく星も、
秘密の隠れ家も、柔らかなギターの音色もいらない

スペインにそびえ立つお城なんていらない
ときめきが止まらないダンスも必要ない
目を開けばそこに 何よりも素敵な夢があるのだから
私の恋には あなただけいればいいの


この「5月」というのは、恋の季節の代名詞として使われているんだろうか??

この曲、どうやって歌おうかな。バラードで聴かせるのは難しいような。。。
いや、でも頑張ろ。

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Ev'ry Time We Say Goodbye [曲の備忘録 ~スタンダード]

ずっと前、歌の先生から、とてもいい曲だから歌ったら?と勧められた曲。

その時はあまりピンと来なかったんですが(誰の音源を聴いたのか覚えてないけど)、最近ヒラリー・コールがしっとり歌っているのを聴いてから、ビビッときてしまいました。

【曲名】 Ev'ry Time We Say Goodbye (1944年)
- Music and Lyrics by Cole Porter


【曲について】

「Seven Lively Arts」というミュージカルのためにCole Porterが書いた曲。
Coleの伝記映画「De-Lovely(五線譜のラブレター)」の中では、ナタリー・コールが歌っています。

意味はこんな感じ。

あなたとさよならを言う度に 少し沈んでしまう
あなたとさよならを言う度に 不思議に思う
なぜ全てを知りたもう神は
私のことを大事に考えてくださらないのかしら
あなたを私から離れさせるなんて

あなたが近くにいると
春の陽気があたりに漂い
ひばりのさえずりが聞こえてくる
これ以上のラブソングはないはずなのに
不思議ね 長調から短調に変わるなんて
あなたとさよならを言う度に


「長調から短調に変わるなんて」(the change from major to minor)のところで、曲も短調に変わります。


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And All That Jazz (All That Jazz) [曲の備忘録 ~スタンダード]

これはスタンダード・・・なのかなあ。うーん。
以前、新橋の洋楽カラオケバー(※ボックスではない)でこれを歌ったら、そこに居合わせた「洋楽カラオケ ミュージカル部」の方々から大好評でした(笑)

【曲名】 And All That Jazz (All That Jazz) (1975年)
- Music by John Kander
- Lyrics by Fred Ebb


【曲について】
ミュージカル「CHICAGO」は、1920年代ジャズ全盛のシカゴが舞台。
このミュージカルは大好きで、ニューヨークでも何度も観たし、映画も観たし、DVDも買って何度も観た。

その最初に歌われるのがこの曲。

静かに始まって、転調しまくりながら勢いを増す曲です。

意味はこんな感じ。

夜の街にくり出しましょう
膝にルージュを塗って
ストッキングを下げて

車を出して
いい店を知ってるの
冷えたジンと熱いピアノで
一晩中盛り上がる店よ

髪をなでつけて
バックルシューズ履いて
サッチモがブルースを演奏するらしいわ

バニーハグを踊りましょ
United Drugでアスピリンも買ったの
あたし達が途中でヘタばって
もう一度やり直す時のために

ガーターがちぎれるまで踊ろう
こんな姿を見たらママは卒倒するわね
亭主なんかいない
でもこういう私の人生は最高!


不良な歌ですね。女性殺人犯たちの話だから仕方ないんですけど。
歌詞に出てくる「Father Dip」って何だろうと思ったら、ルイ・アームストロングのニックネームだったんですね。「サッチモ」って訳しちゃったけど。

ミュージカルではボンデージファッションで過激なダンスと共に歌われますが、私は着ませんのでご安心ください。

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Honeysuckle Rose [曲の備忘録 ~スタンダード]

一年の計を立ててる間に松の内が過ぎ、成人の日が過ぎてしまった・・・。
そして街は早くもバレンタインモードに入っています。

これ、来月バレンタインライブで歌おう[黒ハート]
あま~い、あま~い曲。

【曲名】 Honeysuckle Rose (1928年)
- Music by Thomas‘Fats’Waller
- Lyrics by Andy Razaf


【曲について】
「Honeysuckle」っていう花は本当にあるんですね。

歌詞が甘すぎて直訳できませんでしたが、意味はこんな感じ。

ミツバチたちは
僕が君と出かけるのを見てヤキモチをやく
無理もないね
Honeysuckle Rose

君が通り過ぎると
花たちはしょげて溜息をつく
君のほうがずっとsweetなんだもの
Honeysuckle Rose

砂糖は買わなくていいよ
僕のカップに触れるだけでいい
君が僕のお砂糖なんだ
君がかき混ぜてくれたら
それだけでとても甘くなる

その唇にそっと口づけすると
甘いハチミツがとろりと流れるよう
君は砂糖菓子みたいだ
Honeysuckle Rose



あ~ま~い~~~~。



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Four [曲の備忘録 ~スタンダード]

マイルス・デイヴィスの有名な曲ですね。
インストでやってるのはよく聴くけど、いつかこれを歌ってみたいと思い続けて、ついに満を持して譜面を見てみた。

む。難しい。。。難しすぎる汗

【曲名】 Four (1954年)
- Music by Miles Davis
- Lyrics by Jon Hendricks


【曲について】
「Four」って一体どんな意味の曲なんだろうと、ずっと疑問でした。
やっと謎が解けた。
人生で大事なものは4つ、って歌ですね。

Of the wonderful things that you get out of life there are four.
And they may not be many but nobody needs any more.
Of the many facts making the list of life,
Truth takes the lead.
And to relax knowing the gist of life,
it's truth you need.

Then the second is honor and happiness makes number three.
When you put them together you know what the last one must be.
Baby so truth, honor and happiness
and one thing more,
meaning only wonderful, wonderful love that'll make it four.


Of the wonderful things that you get out of life there are four.
And they may not be many but nobody needs any more.
Of the many facts making the list of life,
Truth takes the lead.
And to relax knowing the gist of life,
it's truth you need.

Then the second is honor and happiness makes number three.
When you put them together you know what the last one must be.
Baby so truth, honor and happiness
and one thing more,
meaning love and that's the real score and more than enough
when times are tough and poor.
They may not comprise a lot
Still (you) only got those four.
And there ain't no more.


意味はこんな感じ。

人生で得られる素晴らしいものの中で、4つが重要だ
沢山ではないけど、誰でもそれがあれば十分

人生のリストにある多くの事柄の中でも
「truth」はまず一番にくる
人生の意味を知るためには「truth」を知ることが必要だ

そして二番目には「honor」、次に「happiness」
こうきたら最後は分かるよね
もう一つは「love」だ。素晴らしい愛。これで4つ。

これが大事なんだよ
そして苦難や逆境の中にあるとき
この4つがあれば十分すぎる

沢山ではないけど、これ以上ないんだ


うーん。
舌も回らない。
結果的にほとんどスキャットになるんだろうけど
本当に歌える日は来るのか??
まあ、気長にやってみます。。。

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