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All I Ask Of You [曲の備忘録 ~その他]


ニューヨークに住んでいた時から、ミュージカルは好きでよく観に行きました。
中でも大好きで何度か足を運んだのは、「シカゴ」と「オペラ座の怪人」。

私は「シカゴ」の有名な曲「And All That Jazz」も大好きで、時々ライブで歌っていますが、
今回は「オペラ座の怪人」の中の一曲も歌ってみようと思いました。

【曲名】 All I Ask Of You (1986年)
- Music by Andrew Lloyd Webber
- Lyrics by Charles Hart / Richard Stilgoe



【曲について】

ブロードウェイでも超ロングランを誇るミュージカルで、2004年には映画化もされた「オペラ座の怪人」の中で歌われる一曲。

アンドリュー・ロイド・ウェバー作曲。
同ミュージカルの中では最も有名というわけでは無いですが、主演クリスティーヌと恋人ラウルがデュエットする歌で、とても美しいメロディーです。

オペラ座の怪人ですからオペラ的な要素の強い一曲ですが、歌い方次第で、ジャズのライブで演奏しても違和感は無いかと。


さて、意味はこんな感じ。

暗黒の話はもうやめよう
ぞっとする恐怖のことはもう忘れよう
僕はここにいるから
何者も君を傷つけることはない
僕の言葉で君をあたため癒そう

僕が君を自由にしてあげよう
陽の光が君の涙を乾かすだろう
僕は君のそばにいるから
君を守り 導くから

全ての瞬間に私を愛していると言って
明るい未来の話で私の心を満たして
今もこれからも 私が必要だと言って
あなたの言葉が全て真実だと誓って
それだけが 私が求める願い

僕が君を守ってあげよう
僕が君の光になろう
君はもう安全だ 誰にも見つかることはない
恐れはもうはるか彼方だ

私が求めるのは自由になることだけ
もう夜の世界から逃れたい
そしてあなたが私の横にいてくれること
そして私を抱きしめ 闇から隠して欲しい

一つの愛を 一つの人生を 僕と分かち合おう
君を孤独の世界から出してあげよう
僕が必要だと言って欲しい
君が行くところにはどこでも
僕も行かせてくれ

一日一日を 夜を 朝を
私と共に生きて

私を愛してると言って
それだけが 私が求めること


Andrew Lloyd Webberが、このミュージカルの一番最後のシーンで使う不協和音が私は大好きなのですが、これを使ってみようと思います。
ライブで歌うのが楽しみ!



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Haven't We Met? [曲の備忘録 ~その他]

只今妊娠5ヶ月。
去年の夏に着てた服が入らない。。。こんなボディコンシャスな服ばっかりだったっけ!? 焦って色々買い出しました。

さてこの一曲。胎教にもよかろう。

【曲名】 Haven't We Met? (2001年)
- Music and Lyrics by Kenny Rankin and Ruth Batchelor


【曲について】

夜でもカフェが開いているって、今でこそ当り前になりましたが、これは2000年前後の夜カフェブームから定着したもの。
それまで夜出歩くといったらお酒[バー][ビール]を飲む店しかなかった東京に、おしゃれなカフェがどんどんオープンし始めた。西麻布や青山のそれとは別に、裏原宿や三宿にオープンした夜カフェは、さながら誰かのアパートのようで更に新鮮でした。
食事するには低すぎるテーブルで、肉とレタスと目玉焼きがゴハンにのっかった所謂「カフェめし」的なものを食べ、レジ横にはクラブイベントとか単館映画のフライヤーが置かれてて、音楽は決まって癒し系のボサノバがかかってる。

音楽プロデューサーの橋本徹さんが「cafe apres-midi」を渋谷にオープンしたのと、同名のカフェ音楽コンピCDを出したのは、どっちが先だったのか記憶にありません。

でも、私も何枚か持っていた「cafe apres-midi」のCDに入ってたこの曲は、とっても好きでした。


I've ordered some rain for tomorrow
The sky will be sunny but wet
Then out of nowhere you're suddenly there
And I say, Yeah, Pardon me, Haven't we met?

I've ordered some sunshine with showers
And I've got my scenery set
Right there with a thump our umbrellas gonna bump
And I say, Yeah, Pardon me, Haven't we met?

Accidents can happen
And into one I'm gonna slide
There's a good chance to give my hands
On a little romance
When two hearts collide

And I know that's just how it happened
When Romeo met Juliet
Somewhere I've read that old Romeo said
Pardon me, Haven't we met?




譜面がないないと騒いでいたら、知り合いのベーシストの方が懐妊祝いにと
採譜して送ってくださいました[ぴかぴか(新しい)]
ありがとうございます!!
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ノクターン(ショパン夜想曲第20番) [曲の備忘録 ~その他]

倉本聰のドラマ「風のガーデン」は日本のドラマ史に残る名作だと思ってます(っていうほどドラマ見てないけど)。

その主題歌になっていたのが、ショパンのノクターン。
英詞をつけたものを、平原綾香が歌っていました。
これをいつか歌いたいと思い続けてましたが、いよいよ歌えそうニコニコ

↓こんな歌詞がついてる

Love, true love is to ask nothing in return
You are my destined soul mate
Your love, adoring eyes
We can see the light just because we know the darkness
Everything has a meaning, even Campanula in the wind

Each one of us has pain and sorrow
Sheds a secret tear
But drops of your tears will fall to the earth and
Welcome new life into the world again and again with love

Love, true love is to ask nothing in return
Fated love that is meant to last
My, love, your gentle gaze
A drop of your soul within me that I adore
Everything has an end, but we'll be reunited



〈日本語訳〉
真実の愛とは 見返りを求めない愛
あなたは魂の結ばれた運命の人
その愛をたたえたまなざし
暗闇の中にいるからこそ 私たちには光が見えるのです
すべてに意味があるのです 風に吹かれるカンパニュラの花にさえも

誰しもが痛みと悲しみを抱え
人知れず涙を流します
けれどあなたの涙のしずくは大地を潤し
愛によって幾度もこの世に新しい命をもたらすのです

真実の愛とは 見返りを求めぬ愛
宿命の愛は永遠に続くもの
あなたの慈愛に満ちたまなざし
私の中にあるあなたの魂のしずくを尊く思います
この世の全てに終わりがあるとしても 私たちは再び結ばれるのです



ショパンを愛するピアニスト・Jacob Koller氏に協力していただいて、
6月1日(水)川崎ぴあにしも のライブで歌ってみたいと思います音符

しかしクラシックの曲に英語の詩をつけて歌うって、神聖なところに踏み込んでいくようで勇気がいるなあ。

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My Grown-up Christmas List [曲の備忘録 ~その他]

わー、やばいやばい[あせあせ(飛び散る汗)]
気付いたらクリスマスライブまであと1ヶ月ではないか。
なかなか寒くならなかったから油断しきってた。
もうクリスマスソング練習しなくちゃ[クリスマス]

2年前のクリスマス直前に、当時の先生から「この曲、すごくいいよ」と言われ。
去年のクリスマス前は、練習しようと思ったけど歌う機会がなく。
今年こそは、この曲いってみよー!

【曲名】 My Grown-up Christmas List (1992年)
- Music by David Foster
- Lyrics by Linda Thompson-Jenner


【曲について】

1992年! こんな最近の曲だったんだ。
初めに歌ったのはナタリー・コール。
転調しまくりです。

意味はこんな感じ。

私のこと 覚えてますか
あなたの膝に座り
あなたに手紙を書いた
子どもらしい夢をもって

私はすっかり大人になったけど
まだ 助けてくれますか
もう子どもではないけど
心はまだ夢を失っていないから

これが私の ずっと抱いている願い
大人になった私の クリスマス・リスト
私自身のためではなく
求めている世界のために

人々が引き裂かれることがないように
戦争が始まることがないように
時間が全ての人たちの心を癒すように
全ての人が友を持ち
常に正義が勝ち
愛が終わることのないように

無邪気な幻想と言う人もいるけど
一途に信じてこそ きっと
私たちは真実を見つけられる

これが
大人になった私の クリスマス・リスト


大人になってサンタさんにお願いする事リストメモする
マテリアルなことではなく、世界の平和を願うという、じんわりする歌です。

私も、世界の平和を願います。

でも、欲しい物もいっぱいある[黒ハート]




【追記】2010年12月5日クリスマスライブでの演奏

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上を向いて歩こう/SUKIYAKI [曲の備忘録 ~その他]

何だか歌い始めてからずっと、曲に追いかけられている。
ライブで歌う曲というのは基本的にボーカルが選ぶのだから、完成しなかったら諦めればいいだけの話なのに、自分自身に課した各ライブでの新曲ノルマに、ばかみたいに日々追いかけられている。ボーカル大地智子は今日も焦っています。

さて、久々に日本語の歌を仕入れました。

【曲名】 上を向いて歩こう/SUKIYAKI (1961年)
- Music by 中村八大
- Lyrics by 永六輔


【曲について】

言わずと知れた坂本九の大ヒット曲。
1961年、NHKテレビ番組「夢であいましょう」の10月・11月の「今月のうた」として発表されて、爆発的なヒットとなりました。
1962年、ヨーロッパでもジャズのリリース版が紹介され、次いでアメリカでも坂本九の日本語バージョンが紹介されて、ビルボード誌全米1位という歴史的ヒットを記録しました[ぴかぴか(新しい)]
このほか世界約70ヵ国で発売されたそうです。

歌詞は理解できないはずだけど。やっぱりメロディーがいいんですかね。
私もなぜかこの歌、アレルギー反応で涙が出てきます。

「SUKIYAKI」というタイトルは、初めにヨーロッパに輸入したイギリスのトランペッターのケニー・ボールが、何か日本語のタイトルをつけたくて、知っている日本語をつけた・・・と、言われています[たらーっ(汗)]

ちなみに英語版の歌詞というのもあるようで。かなり日本語に忠実です。

I look up when I walk
So the tears won't fall
Remembering those happy spring days
But tonight I'm all alone

I look up when I walk
Counting the stars with tearful eyes
Remembering those happy summer days
But tonight I'm all alone

Happiness lies beyond the clouds
Happiness lies above the sky

I look up when I walk
So the tears won't fall
Though my heart is filled with sorrow
For tonight I'm all alone

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Have Yourself A Merry Little Christmas [曲の備忘録 ~その他]

これもまた知らない人はいないクリスマスソング。

【曲名】 Have Yourself A Merry Little Christmas (1944年)
- Music by Ralph Blane
- Lyrics by Hugh Martin


【曲について】

1944年度のアメリカのミュージカル映画「Meet Me in St.Louis」の挿入歌として作られました。 この主人公も、オズの魔法使いで「Over The Rainbow」を歌った、ジュディ・ガーランドでした。
舞台は1900年代初期のミズーリ州セント・ルイス。
父の仕事でニューヨーク行きが決まり、家族が故郷セント・ルイスで過ごす最後のクリスマスイブ。主人公のジュディが、5歳の妹を元気づけるために歌います。

しかしこの歌詞は、何度か書き直されました。

作詞家にとってリバイスは悩ましいものだと思うのですが、まず映画制作前に、数回書き直しをしています。
ジュディや映画のディレクターによって、「もっと前向きな歌詞に」と要請があったのでした。

例えば、こんな感じ。

<オリジナル>
It may be your last
Next year we may all be living in the past


↓↓↓

<ジュディの映画バージョン>
Let your heart be light
Next year all our troubles will be out of sight


しかし後にフランク・シナトラは、更なる変更を希望して、またも作詞家本人によって書き換えられました。
例えば、こんな感じ。

<オリジナル>
Until then we'll have to muddle through somehow

↓↓↓

<シナトラバージョン>
Hang a shining star upon the highest bough.

今現在多く歌われているものは、このシナトラの最終バージョンです。

最終バージョン、曲全体の意味はこんな感じ。

ささやかなクリスマスを祝おう
心に灯をともして
クリスマスの喜びを感じよう
これから先
苦しみはかき消える

今私たちがいるのは
古き良き、黄金色の幸せの日々
かけがえのない仲間たちは
またいつか集い合う

もし運命が許すなら
これからもずっと共にいよう
一番高い枝に輝く星を飾って
ささやかなクリスマスを祝おう


私は、BabyfaceとDiana KrallのCDを持っていますが、どちらも素敵です。


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Winter Wonderland [曲の備忘録 ~その他]

クリスマスに歌う歌を仕入れようと、ダイアナ・クラールのクリスマスアルバムを聴いてみました。
うーん、クリスマス大大大好きな私としては、クリスマスソングというだけで全部好きなんだけど、次はこれかな~。

【曲名】 Winter Wonderland (1934年)
- Music by Felix Bernardand
- Lyrics by Richard B. Smith


【曲について】

この曲も多くのミュージシャンたちによって演奏されてきました。
クリスマスソングの定番として位置づけられていますが、歌詞をよく見ると、実はクリスマスについては全く触れられていません。 唯一"Sleigh Bells"(そりの鈴)だけが、何となくそのシーズンを彷彿させますが。

曲の意味はこんな感じ。

そりの鈴が鳴ってるよ 聞こえる?
小路には雪がきらきら輝いている
美しい景色 僕たちは今晩幸せだ
不思議な冬の国を歩きながら

原っぱで雪だるまを作ろう
そしてブラウン牧師に見たてよう
彼は僕たちに聞くんだ、「あなたたちは結婚しているんですか?」
僕たちは答える、「いいえ、でもあなたが街にいる時にお願いします!」

その後僕らは考える
暖炉のそばで夢を見ながら
僕らがやろうとしていることは怖くない
不思議な冬の国を歩きながら


ブラウン牧師と訳しましたが、歌詞中では「Parson Brown」となっています。
この曲が作られた当時、Parson(プロテスタントの牧師)たちが、田舎町をまわって、よく結婚式の司式をしていたようです。
恐らくこのオリジナルバージョンで登場するのは、結婚を考えている恋人たち、でしょう。
ということで、1953年には、一部こども達向けの歌詞ができました。しばしば2コーラス目に歌われます。


<オリジナルバージョン>
In the meadow we can build a snowman,
then pretend that he is Parson Brown.
He'll say: "Are You Married?"
We'll say: "No man, but you can do the job when you're in town!"


↓↓↓

<1953年バージョン>
In the meadow we can build a snowman,
and pretend that he's a circus clown.
We'll have lots of fun with Mister Snowman,
until the other kiddies knock'im down!


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The Christmas Song [曲の備忘録 ~その他]

ナット・キング・コールのものがあまりにも有名ですね。

実は、人生初セッションで歌った歌が、これです。
持ち歌がまだ3曲しかなかった去年の12月。クリスマスソングを歌える機会があと一週間、それを逃すとまた一年ぐらい歌えない、と思ったら、どうしてもクリスマスソングを歌いたくなったのでした。 私をセッションに連れていってくれた歌であります。

【曲名】 The Christmas Song (1946年)
- Music by Mel Torme
- Lyrics by Robert Wells


【曲について】

実は、真夏にカリフォルニアで作られた曲。
エアコンもない当時、うだるような暑さの中で、メル・トーメと作詞家のロバート・ウェルズは、頭を冷やすようなものを書こうとしていました。
それでこのクリスマスの名曲ができたそうです。

栗の実が暖炉でパチパチと焼けていて
冬の寒さがみんなの鼻を冷たくする
聖歌隊のクリスマスキャロルがきこえてくる
人々はエスキモーのように着込んでいる

みんな知っている 七面鳥と柊が
この時期を明るく華やかにしてくれることを
小さな子どもたちは目を大きく輝かせて
今夜はとても眠れそうにない

彼らは知っている サンタはもうこちらへ向かってる
そりにいっぱいのおもちゃやプレゼントを積んで
どこの家の子どもも今度こそ見てやろうと思ってる
トナカイが本当に空を飛べるのか

というわけで私はこのシンプルな言葉を捧げたい
1歳から92歳までの子どもたちへ
もう何度もいろんなかたちで言い尽くされてきたけれど
Merry Christmas to you. (よいクリスマスでありますように)



余談ですが
私には「アレルギー反応」をおこす曲、というのがあります。
聴いたり歌ったりすると、涙が出てきてしまう。
この曲はそれです。
人前で歌うまえに、一度克服しないといけないのよね。

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