SSブログ
曲の備忘録 ~スタンダード ブログトップ
前の10件 | 次の10件

On The Street Where You Live [曲の備忘録 ~スタンダード]

【曲名】 On The Street Where You Live (1956年)
- Music by Frederick Loewe
- Lyrics by Alan Jay Lerner


【曲について】
ブロードウェイミュージカル「My Fair Lady」で使われた曲。
1964年の映画版でも使われました。

邦題は「君住む街角」。竹内まりあも、アルバム「Denim」で歌っています。

意味はこんな感じ。

この通りは かつてよく歩いた
いつだって僕の足は歩道にぴったりついていたはずなのに
突然、高いところへ足が浮いたようになった
それがあなたの住む通りだと知って

こんな街の真ん中に ライラックが咲いているの?
街中でここ以外に ひばりがさえずってる場所がある?
どの家のドアからも 歓びがあふれ出しているの?
いや、あなたの住む通りだけだ

ああ、あなたが近くにいると思うだけで胸が高鳴る
いてもたってもいられない
いつあなたが現れるか分からないと思うと

みんな立ち止まって僕を見つめる
でも気にしないんだ
他のどこよりも僕はここにいたいんだもの
いつまでだって あなたの住むこの通りにいたい


つまり、ストーカーの話ですね。

nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

I Wish You Love [曲の備忘録 ~スタンダード]

あ~ やっと、ゆっくり調べ物する時間が取れる!
今月末のライブまでに、また新しい曲を仕入れます。
次の曲はこれだっ

【曲名】 I Wish You Love (1942年)
- Music by Leo Chauliac
- French Lyrics by Charles Trenet
- English Lyrics by Albert A. Beach


【曲について】
もともとはフランスの曲なんですね。
原曲は「Que reste-t-il de nos amours?」(訳:私達の恋には何が残るのか) だって。
英訳されたのは、1950年半ば。

大切に思っているからこそ、別れるぐすん。
そんな状況の歌。

確かに、この時代のアメリカのポピュラーソングにはない複雑さ。
さすがフランス。

「さようなら。
 もう私たちは恋人ではなく、友達なのね
 でもお別れの前に、心から伝えたいことがあるの。」

と、こんなバースで始まります。

コーラス部分の意味はこんな感じ。

春には 幸せの青い鳥がさえずり
あなたの心に歌を届けますように
そしてあなたが素敵な恋に出会えますように

7月には レモネードを飲み
木陰で涼む日々を
健康には気をつけて
そしてあなたが素敵な恋に出会えますように

胸が痛むけど 私たちは一緒にはなれない
だから いま私にできることは
あなたを自由にすること

嵐の日にも どうか安全な場所で
心地よい暖炉があなたを暖めますように
雪の降る日にも
あなたが素敵な恋に出会えますように


せ、切ない!!

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

Beautiful Love [曲の備忘録 ~スタンダード]

BeeTVで配信されてる東方神起のドラマ、ではありません。
(You Tubeで検索すると、このドラマばっかり出てきます)

【曲名】 Beautiful Love (1931年)
- Music by Wayne King, Victor Young and Egbert Van Alstyne
- Lyrics by Haven Gillespie


【曲について】
あれ??原曲はワルツなんですね。私の苦手な・・・

意味はこんな感じ。

美しい人、あなたは神秘そのものだ
美しい人、あなたは私に何をしたのか
私は満たされていたのに あなたが現れるまで
今はあなたの歌に魂をゆさぶられている

美しい人、私はあなたの楽園をさまよってきた
愛を求め、確かな夢を求めて
天国にたどり着けるかは、あなた次第
美しい人、私の夢は叶うのか


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

Blue Skies [曲の備忘録 ~スタンダード]

衝動買いした女性ボーカルHalie LorenのCDに入ってました。
ベース音が半音ずつ下がってく感じが好き。

【曲名】 Blue Skies (1926年)
- Music and Lyrics by Irving Berlin


【曲について】
Rodgers と Hartのミュージカル「Betsy」の最後に歌われた曲です。
Irving Berlinと言えば、私が最近よく歌っている「Cheek To Cheek」や、かの有名な「White Christmas」の作詞・作曲者ですね。

1926年というと、「Bye Bye Blackbird」と同じ年。
この曲も同じく「幸せの青い鳥」について触れていますが、この時代の流行だったのでしょうか。

意味はこんな感じ。

青い空が私に微笑んでる
青い空しか見えないわ

青い鳥たちがさえずっている
一日中青い鳥の歌しか聞こえない

こんなに太陽がまぶしく輝くの 見たことがない
こんなに物事がうまくいくのも初めて
一日一日過ぎるのがとても早いわ
恋をしているとね

ブルーな日々はすっかりどこかへ消えた
これからは青い空だけが広がるのよ


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

My One And Only Love [曲の備忘録 ~スタンダード]

Satin Dollを練習しようと一度歌ってみたら、思いのほか音がとれなかった。
昔から、こういう時のあきらめの早さには我ながら感心する。
もうさっさと他の曲を練習します。

【曲名】 My One And Only Love (1952年)
- Music by Guy Wood
- Lyrics by Robert Mellin


この曲、ずっと前からメロディーが大好きで、セッションやライブで演奏を聴く度に
「この曲大好き。なんて言うんだっけ?」
と隣の人に必ず聞いては忘れる、というのを繰り返していました。

やっと今こうして覚えようとしています。

【曲について】
意味はこんな感じ。

君への想いで 僕の心は歌いだす
まるで4月のそよ風を受けて羽ばたくように
君は ただただ華麗だ
僕のただ一人の、愛しい人

夜の静けさの中 あたりは神秘的な魅力に包まれる
君は僕の腕の中 そして僕は
その温かく優しい唇を感じる
僕のただ一人の、愛しい人

君の手に触れると 天国にいるようだ
これまでに経験したことのない感覚
僕が語りかける度に 君が頬を赤らめると
君が僕のものなんだと感じる

君は僕を 君への強い想いでいっぱいにしてしまうんだ
君のキスひとつひとつが 僕の魂に火をつける
もうかなわない 甘い降伏だ
僕のただ一人の、愛しい人


ロマンチック~~~[ぴかぴか(新しい)]

そして実際歌ってみたら・・・
このロマンチックな歌詞と、涙が出るほど素敵なメロディーとが相まって、とても切なくてグッとくる歌になります。フェイクも加えず、大げさにもせず、そのまま美しく歌いたい歌です。

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

Bye Bye Blackbird [曲の備忘録 ~スタンダード]

【曲名】 Bye Bye Blackbird (1926年)
- Music by Ray Henderson
- Lyrics by Mort Dixon


【曲について】
Gene Austinに最初にレコーディングされたスタンダード。

1926年って・・・大正15年=昭和元年
ちなみにこの年、日本でのヒット曲は、「この道」(笑)

バースもありますが、あまり知られていません。
bluebird(青い鳥)についてのくだりもあるのですが、ここもほとんどの場合歌われないので、全体的に曖昧に受け取られがちな曲です。
娼婦が職を離れて母のもとへ帰るシチュエーション・・・という解釈もあります。

意味はこんな感じ。

Blackbird、私の玄関先でずっとブルースを歌っている
Blackbird、どうして太陽が輝く日なんてないと言うの

あなたは冬の間ずっと私につきまとっていたけど
私はいよいよ家に帰るのよ
Blackbird、そこは太陽の輝きに溢れてるわ

不安や悲しみは全て詰め込んで
出て行くわ、小さく歌いながら

私を待つ人のところへ行くの
そこではお砂糖も甘い
そして私を待つその人も

バイバイ、blackbird

ここでは誰も愛してくれなかったし
誰も理解してくれなかった
運の悪い話ばっかりで

私のベッドは整えて ライトを灯しておいてね
今夜遅くに着くから

バイバイ、blackbird

Bluebird、私を遠くから呼んでいる
Bluebird、空は青く晴れるのね

私はここで色あせていく花のようだった
Bluebird、今日は私のラッキーデー
ついに願いが叶うんだわ



↓歌詞の完全版。(よく歌われるのは赤字の部分

Blackbird, blackbird singing the blues all day
Right outside of my door
Blackbird, blackbird why do you sit and say
There's no sunshine in store

All through the winter you hung around
Now I begin to feel homeward bound
Blackbird, blackbird gotta be on my way
Where there's sunshine galore


Pack up all my care and woe
Here I go, singing low

Bye bye blackbird

Where somebody waits for me
Sugar's sweet, so is she

Bye bye blackbird

No one here can love and understand me
Oh, what hard luck stories they all hand me
Make my bed and light the light
I'll arrive late tonight

Blackbird, bye bye


Bluebird bluebird calling me far away
I've been longing for you
Bluebird bluebird what do I hear you say
Skies are turning to blue

I'm like a flower that's fading here
Where ev'ry hour is one long tear
Bluebird, bluebird this is my lucky day
Now my dreams will come true

Pack up all my care and woe
Here I go, singing low

Bye bye blackbird

Where somebody waits for me
Sugar's sweet, so is she

Bye bye blackbird

No one here can love and understand me
Oh, what hard luck stories they all hand me
Make my bed and light the light
I'll arrive late tonight

Blackbird, bye bye



トム・ハンクスとメグ・ライアンの1993年映画「Sleepless in Seattle(めぐり逢えたら)」のサントラにも入ってるみたい。もう一回観てみようかな。

nice!(1)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

Satin Doll [曲の備忘録 ~スタンダード]

セッションに行き始めて間もなくの頃。
とあるベーシストの方に、Carmen McRaeの「The Great American Song Book」をすすめていただいた。

で、満を持して、先日買いました(笑)

ライブ盤なんですね。いいですな~、名曲揃いで。

で、そのDisk1の最初に入っていたのがこの曲。
うん、やっぱり調子いい曲だ!
ということで、レパートリーにしたいと思います。
(よく共演するミュージシャンのみなさま、サポートよろしくお願いします[黒ハート]

【曲名】 Satin Doll (1953年)
- Music by Duke Ellington and Billy Strayhorn
- Lyrics by Johnny Mercer


【曲について】

コード進行が変わっている曲。
Johnny Mercerが歌詞をつけたのは、既にインストのバージョンでヒットした後のこと。
Duke Ellingtonは、よく彼のコンサートの最後に、この曲を演奏したようです。

それにしても古いスラングだらけだな~汗 この歌詞は手強い。

Cigarette holder which wigs me
over her shoulder, she digs me.
Out cattin' that satin doll.

Baby, shall we go out skippin ?
Careful, amigo, you're flippin',
speaks Latin that satin doll.

She's nobody's fool so I'm playing it cool as can be.
I'll give it a whirl but I ain't for no girl catching me,

swich-e-rooney.

Telephone numbers well you know,
doing my rhumbas with uno
and that'n my satin doll.


遊び人の男性が、しゃれたバーかどこかで粋な女性を見つけた。
軽く遊んでみようと思って声をかけたら、相手が一枚上手だった、というような内容ですね。

意味は(多分)だいたいこんな感じ。

長いパイプタバコの彼女、そそられるね
肩越しに俺に目配せしてる
悪い仔猫だな、あのサテンドール

「ねえ、二人でここを出ない?」
おいおい気をつけなアミーゴ、まだのぼせ上がるな
ラテン語を話す女だよ、あのサテンドール

彼女は誰にものぼせたりしない
こっちもできるだけクールにしなきゃ
よし、試してやろう
でも俺だって誰のものにもならない

と思ったら

男の電話番号はぎっしり
一人でルンバを踊るよ
というわけで、あれが憧れのサテンドール


いつだったか、「telephone numbers 」を「e-mail addresses」と歌っている人もいました。

この時代に「speaks Latin」だったのは、何かこの時代背景に裏付けされる特有の意味があったのかもしれないけど、まだ調べ切れてません。
ラテン語を話す学識ある女性だったのか、ラテン系の魅力的な女性だったのか・・・うーん、分からん。

決め台詞である「Switch-a-rooney!」の意味もよく分からん。
流れからして「ところがどっこい」(古)みたいな意味だと思うけど。

どなたかご存じの方、教えてくださいメモする


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

Just Squeeze Me [曲の備忘録 ~スタンダード]

どんどん仕入れます。

【曲名】 Just Squeeze Me (1941年)
- Music by Duke Ellington
- Lyrics by Lee Gaines


【曲について】
これ、デューク・エリントンなんですね。
寂しがり屋の女の子、という感じですね。セクシーでかわいい歌詞です。

意味はこんな感じ。

おやすみを言うときは
甘く、優しくして
ただきつく抱きしめて
じらしたりしないで

あなたに強く抱きしめられると
感傷的になるの
ただきつく抱きしめて
じらしたりしないで

あなたと別れたあとはずっと恋しくて
来る日も来る日もブルースを歌って過ごし
夜を数えながら、次にあなたに会える日を待つ

教えてあげる
こんなに愛していたなんて私も知らなかったの
お願い、あなたも私を愛してると言って
ただきつく抱きしめて



nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

Cheek To Cheek [曲の備忘録 ~スタンダード]

そろそろスタンダードも仕入れないと。

【曲名】 Cheek To Cheek (1935年)
- Music and Lyrics by Irving Berlin


【曲について】

これも多くのアーティストにカバーされ続けているスタンダード。
Fred Astaire主演の映画「Top Hat」の主題歌でした。

「cheek-to-cheek」は頬を寄せ合って踊るチークダンスのこと。「チークダンス」は和製英語のようです。社交パーティーのシメのダンスでした。
そういえば10年前、韓国のディスコには「シメのチークタイム」文化が残っていました。今もあるんでしょうか。何となく、あってほしい。

この歌詞は男性の視点からのような気がするけど、女性目線で訳そうかな。
意味はこんな感じ。

天国にいるみたい
胸が高鳴って話すこともできない
ついに幸せを見つけたよう
あなたと一緒にチークダンスを踊っていると

一週間ずっと私に取り憑いていた悩みごとも
賭博師の運のように消えてしまうの
あなたと一緒にチークダンスを踊っていると

山に登るのが好き
川で釣りをするのも好き
でもあなたと頬を寄せ合って踊ることに比べたら
何をしたって半分も私を満足させられないの

さあ私と踊りましょう
その腕で抱き寄せられると
あなたの魅力で私は天国に舞い上がってしまう




nice!(0)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

Love For Sale [曲の備忘録 ~スタンダード]

私がこうしてブログにアップした曲は、その1ヶ月後くらいにライブにお目見えします。私とよく共演する方は「あ、そろそろこの曲が来るな」と思っていただけると嬉しいです(笑) みなさま、サポートよろしくお願いします。

さて、「恋のたたき売り」とか言われるこの曲。
かっこよくアレンジされたものばかり聴いていて、原曲がどんな曲なのか全然知りませんが、とにかく歌ってみたいと思いました。

【曲名】 Love For Sale (1930年)
- Music and Lyrics by Cole Porter


【曲について】

ブロードウェイミュージカル「The New Yorkers」のために書かれました。

娼婦の視点で歌われる歌です。

"love for sale"
直訳すれば「愛、売り出し中[黒ハート]とかになるのかな。

その歌詞の内容から一時は放送禁止にもなりましたが、それゆえか逆にヒットしました。

意味はこんな感じ。

愛、売り出し中よ!
魅力的な若い愛よ
まだ新鮮で悪くなってない。ちょっと汚れてるだけ

さあ、誰か買う? 
誰か私を試してみる?
楽園行きの旅に金を出す覚悟がある人は?

詩人のみなさんは幼稚な愛の詩とか書いちゃってるけど
私は彼らよりずっと多くを知ってる
愛のスリルを楽しみたいなら私のところへ来て
私は数え切れないほど経験してきたから
古い愛、新しい愛、どんなタイプの愛も
真実の愛以外はね

さあ、売り物が欲しい人は
私について階段上がってきて

nice!(0)  コメント(9)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽
前の10件 | 次の10件 曲の備忘録 ~スタンダード ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。