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Satin Doll [曲の備忘録 ~スタンダード]

セッションに行き始めて間もなくの頃。
とあるベーシストの方に、Carmen McRaeの「The Great American Song Book」をすすめていただいた。

で、満を持して、先日買いました(笑)

ライブ盤なんですね。いいですな~、名曲揃いで。

で、そのDisk1の最初に入っていたのがこの曲。
うん、やっぱり調子いい曲だ!
ということで、レパートリーにしたいと思います。
(よく共演するミュージシャンのみなさま、サポートよろしくお願いします[黒ハート]

【曲名】 Satin Doll (1953年)
- Music by Duke Ellington and Billy Strayhorn
- Lyrics by Johnny Mercer


【曲について】

コード進行が変わっている曲。
Johnny Mercerが歌詞をつけたのは、既にインストのバージョンでヒットした後のこと。
Duke Ellingtonは、よく彼のコンサートの最後に、この曲を演奏したようです。

それにしても古いスラングだらけだな~汗 この歌詞は手強い。

Cigarette holder which wigs me
over her shoulder, she digs me.
Out cattin' that satin doll.

Baby, shall we go out skippin ?
Careful, amigo, you're flippin',
speaks Latin that satin doll.

She's nobody's fool so I'm playing it cool as can be.
I'll give it a whirl but I ain't for no girl catching me,

swich-e-rooney.

Telephone numbers well you know,
doing my rhumbas with uno
and that'n my satin doll.


遊び人の男性が、しゃれたバーかどこかで粋な女性を見つけた。
軽く遊んでみようと思って声をかけたら、相手が一枚上手だった、というような内容ですね。

意味は(多分)だいたいこんな感じ。

長いパイプタバコの彼女、そそられるね
肩越しに俺に目配せしてる
悪い仔猫だな、あのサテンドール

「ねえ、二人でここを出ない?」
おいおい気をつけなアミーゴ、まだのぼせ上がるな
ラテン語を話す女だよ、あのサテンドール

彼女は誰にものぼせたりしない
こっちもできるだけクールにしなきゃ
よし、試してやろう
でも俺だって誰のものにもならない

と思ったら

男の電話番号はぎっしり
一人でルンバを踊るよ
というわけで、あれが憧れのサテンドール


いつだったか、「telephone numbers 」を「e-mail addresses」と歌っている人もいました。

この時代に「speaks Latin」だったのは、何かこの時代背景に裏付けされる特有の意味があったのかもしれないけど、まだ調べ切れてません。
ラテン語を話す学識ある女性だったのか、ラテン系の魅力的な女性だったのか・・・うーん、分からん。

決め台詞である「Switch-a-rooney!」の意味もよく分からん。
流れからして「ところがどっこい」(古)みたいな意味だと思うけど。

どなたかご存じの方、教えてくださいメモする


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