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Bewitched [曲の備忘録 ~スタンダード]

また次なるバラードに挑戦します。

アレンジを加えて色々変化を楽しむのも大好きだけど、基本的にメロディーが美しいバラードの曲は、
そのままを、聴き手の心に響くように、美しく歌いあげるのが一番良いと思っています。
そして、それが一番難しい。
だからこそ、楽しい!

私のリーダーライブでは、よく最後のセットで、ピアノやギターとのデュオの曲を一つ入れています。

ここで選ぶバラードは、だいたい、ぶっつけ本番でやることが多いです。

個人的に、挑戦でありお楽しみであり、とても好きな時間[るんるん]

ライブにいらっしゃる方は、是非最後のセットまで残って、聴いていただけたら嬉しいです。


さてー次はこの曲!
かなり昔に、勧められた曲です。


【曲名】 Bewitched (1940年)
- Music by Richard Rodgers
- Lyrics by Lorenz Hart


【曲について】

Bewitched(Bewitched, Bothered and Bewildered)」、邦題は「魅せられて」

「Bewitched」と言えば、その昔「奥様は魔女」というアメリカのテレビ番組の原題でもあります。
魔法にかけられる、というような意味です。
とはいっても、この曲と番組は全く関係ありません。
Richard RodgersとLorenz Hartという黄金コンビによる、ブロードウェイミュージカル「Pal Joey」の曲です。

とんでもないプレイボーイのJoeyが心から惹かれてしまうのは、お堅い女性Vera。
そのVeraもJoeyに惹かれていき、そんなシーンで歌われる歌です。
バカな男を好きになっちゃったわ。と、そんな歌。

1940年ってどんな年だったのかというと、
ヒトラー率いるドイツ軍がヨーロッパの周辺国に侵攻しまくっていたり、日独伊三国軍事同盟が成立したり、世界が大戦へとなだれ込もうという間際でした。
東京ではこの年、ダンス禁止令なんてものが出されて、ダンスホールも閉鎖されたんですって!

学生時代に世界史でこんなことを勉強した時には、政治のことばかり書いてあったけど、そんな時代でも流行りの音楽はあったんですね。

意味はこんな感じ。

<verse>
そう、彼はおバカな男。
でもそんなおバカさんなところが彼の魅力なの
すっかり恋してしまった私の心は
隠しきれないわね

恋をすればいつでもそう
最近また切なくて夜も眠れない
このどうしようもない男が
私の調子をすっかり狂わせてるの

<Chorus>
またドキドキしてる また夢中になってる
一人で子どもみたいに にやけたりメソメソしたり
また魅了されて、悩まされて、惑わされてるわ

眠れないし これからも眠れないでしょう
恋する気持ちが私に教えるのよ 眠るべきではないと
また魅了されて、悩まされて、惑わされてるわ

完全に自分を見失ってしまった
でも私は構わないわ
彼は確かに冷たい
私の気持ちを笑うかもしれない
それでも彼の笑顔が好きだから
構わないと思えるわ

彼のために歌うわ
春が来るたびに何度でも
そして彼に寄り添える日を夢見るの
また魅了されて、悩まされて、惑わされてるわ

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