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Englishman In New York [曲の備忘録 ~ポップス]

先日ライブで、お客様から歌って欲しいと言われた曲です。
よくジャズでカバーされているスティングの歌。
これまで歌おうと思ったことはなかったのですが、この曲との出会いは。。。

私が中学一年生くらいの時、ウォークマンを初めて買ってもらい(もちろんカセットね)、
それで聴くためにいろんなCDをレンタルしてきては、カセットにダビングしていたのですが、
中学一年生にはカセットいくつも買うお金なんてないので、
よく姉から、上書きしてもいい古いカセットをもらって、上書きダビングしていました。

ダビングした大好きなアーティストの曲を聴きながら、いい気持ちで歩いていると、
最後の曲が終わった瞬間に、突然姉が録音していた曲に切り替わります。

これ、今の子どもはイメージできないだろうな。笑

それが、この「Englishman In New York」という曲でした。

だから、この曲自体にはあまりいい印象がなかったんですが!

大人になって改めて聴くといい曲なので、歌いたいと思います。

【曲名】 Englishman In New York (1987年)
- Music and Lyrics by Sting


【曲について】

ソプラノサックスの音色が印象的な曲。これは、ブランフォード・マルサリス(ウィントン・マルサリスの兄弟。名門マルサリス家のサラブレッド)の演奏なんですね。

原曲はレゲエ調に始まって、途中ロックなドラムソロが入ったりします。

が、私はジャズシンガーなので、レゲエではないかな。。。どう歌おうか考えるのもまた楽しく。

歌の内容は、ニューヨークに住むイギリス人。ってそのままですが
同じ英語圏の人間でも、ニューヨークに住んでると、ニューヨーカーとイギリス人の大きな違いを感じるのでしょう。
俺は孤高のイギリス人。別に染まる気は無い。
Be yourself no matter what they say.
とあります。

いいですね。

私はニューヨークに住んでいた学生時代、耳にいっぱいピアスあけたり、カラコンしてみたり、髪の色もかなり変えてたし、いつのまにかメイクも濃くなってて、孤高の日本人じゃなかったな。笑


意味はこんな感じ。

コーヒーは飲まない 紅茶にするよ
トーストは片面だけよく焼くんだ
話す時のアクセントで分かるだろう
僕はニューヨークの英国人なんだ

五番街を歩く僕を見てごらん
いつも片手にステッキ
肌身離さず持ち歩いてる
僕はニューヨークの英国人なんだ

ことわざのように「礼節が人を作る」なんて言ったら
彼こそ英雄だ
何を言われても気にせず微笑むんだ
そう何を言われても 自分らしくあれ

謙虚さや礼節は 高い悪評を呼ぶかもしれないが
君は唯一の存在になれるだろう
紳士的で真面目な態度は この社会ではとても稀なんだ
夜には一本のキャンドルでさえ太陽より明るい

武装したって一人前の人間にはなれない
免許を取ったところで銃は使いこなせない
敵に立ち向かえ そして可能ならただ避けるんだ
紳士は決して走ったりしないから

僕は異邦人 合法の異邦人だ
ニューヨークの英国人なんだ


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すんたん

学生時代にお付き合いしていた人がこの曲が好きでした。
大地さんが歌うとどんな風になるのでしょう。。
お聴きしてみたいです。
。。それにしても、こんな歌詞だったんですね。
訳してくださってありがとうございます!
なんだか甘酸っぱい気分になりました。
by すんたん (2017-03-16 18:21) 

TOMOX

すんたんさん
思い出の曲なんですね。私も歌詞はなんとなくで聞き流していました。
次のライブでは歌ってみたいと思います。ぜひ聴きにきてください!
by TOMOX (2017-03-20 22:25) 

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