代々木ナル ボーカルオーディション レポート

ものは試し。 オーディションとはいかなるものかと、代々木ナルのボーカルオーディションを、田舎者の見物気分で受けてみました。　都内のジャズクラブなんて初めて？かな？？


遠かったけど、受けてよかった！
レベルが高いとは聞いていたけど、まず基本的にみんな上手！！
プロとしても堂々と稼いでいけそうな人たちも、両手に数えてあまるほど。
そして、ファッションセンス、声質、歌い方、話し方・・・それぞれにみなさんの個性が光っていて、実にバラエティ豊かなオーディションでした。
年齢層は幅広かったです。 ただほとんどが女性で、男性は３５名中たったの２名でした。もう少し男性の歌も聴きたかったなあ。
国籍もインターナショナルでした。韓国の方が２名、中国の方が１名。
国内でも、秋田、宇都宮、大阪など遠方からも来られていました。

「あ。すごいオーディションなんだな。。。」
と、ここらへんで気付く。（遅い。）


７時スタート、１０時半過ぎまで。途中２回の休憩を挟みつつ、３５名の歌を聴きました。
３０席くらいしかなさそうなスペースに、リスナーの方も含めると５０人弱が詰め込まれていたのでは？　３人掛けぐらいのテーブルに６人で座り、地下の小さなお店の奥で、私は酸欠状態でした。
ただ救いだったのは、みなさんの歌を聞いていて本当に楽しかったことと、
私が座ったテーブルの方たちがとても面白かったこと。
みんな上戸で、途中から飲み会テーブルのようになっていました。


やっぱり少し緊張したかな、声の調子がよくありませんでしたが、それでも
帰るときに、何人かの方から嬉しいお言葉をいただきました。うう、来てよかったよお。

しかし、あの中から一人二人を選ぶというのは、もはや好みの問題になってくる。
もはや歌が上手いのは当たり前で、みーんなそれぞれの個性があるので、途中から、かえって肩の力が抜けました。
無理に自分を大きく見せることは意味が無くて、自分の個性をいっぱいに出して、それを好きだと思ってくれる人に聞いてもらえばいいんだな、と、改めて実感した夜でした。
出演者のどなたかがMCで話されていた言葉が、とてもよかった。
その方の知り合いの詩人が詠んでいる言葉。
「みんなちがって、みんな、いい。」

ふむふむ。勉強になりましたー。

コメント 5

みんな違ってみんないい
金子みすゞという童謡詩人の詩だぬ。
わたしのお気に入りの子ども番組“にほんごであそぼ”でもKONISHIKIと子どもたちが歌っています。

♪
わたしと小鳥と鈴と

わたしが両手を広げても
お空はちっとも飛べないが

飛べる小鳥はわたしのように
地べたを早くは走れない


わたしが体をゆすっても
きれいな音は出ないけれど

あの鳴る鈴はわたしのように
たくさんな歌は知らないよ


鈴と小鳥と　それからわたし
みんな違って　みんないい
♪
by uco (2009-11-01 21:56) 

これまた素晴らしい詩！！！！！
世界に一つだけの花、もこんな意味だったよね。
あ、思い出した。あの歌も確か涙が出た。（←どうしようもない）
by TOMOX (2009-11-08 01:19) 

うん。いいよね＾＾
わたしも大好き。
言葉遣いが子供向けなのが、なおいい感じに感じされるのかもね♪
by uco (2009-11-10 22:34) 

私も「世界に一つだけの花」を思い出しました。

＞自分の個性をいっぱいに出して、
それを好きだと思ってくれる人に聞いてもらえばいいんだな

そう思います！万人受けするってことはないしね。
最近はまだオーディションは受けていないけど、
10代の頃にオーディション嵐をしていた時にそれはつくづく感じたわ。
自分にあった場所があるに違いないって。。。
スター誕生はすぐに落ちたけど、ホリプロスカウトキャラバンは
結構イイとこ（100人/18万人）まで行ったのよ～（笑）

どんな時も、自分らしさって大切♪ Let It Beだね。

by Megu♪ (2009-11-17 10:57) 

単なる　（うまい・へた）　の軸じゃないんだなということが、今回よーく分かりました！歌はその人自身なんだなと。人の数だけ歌い方があるんだなと。

それにしてもMeguさん、10代でそれを悟ったとは。。。
by TOMOX (2009-11-18 09:21)