ハルさん。

もう立秋って過ぎたんですね。。。でもまだまだ暑い日が続きます。

去年の今頃は、おなかも大きくなってきて、外も暑くて大変な中、すぐ先に控えたレコーディングに向けて、せっせと準備を進めていました。

私の人生初のレコーディングをご一緒していただいた、ベースの高道晴久さん。
先月、36歳という若さで急逝されました。

レコーディングの時に初めて演奏をご一緒しましたが、話していても演奏していても、なぜかとても安心できる、素敵なベーシストでした。

レコーディングが終わってから私が

「子どもも生まれるし、リリースは一体いつになるかな。。。」

と弱気なことを言うと、ハルさんは

「でも、おもしろいCDになりそうだよね。レコ発ライブもやった方がいいよね。」

と言ってくれました。

その言葉は私を支えてくれました。

リリースの話もライブの話も現実味を帯びてきて、そんな報告をするのを楽しみにしていたところでした。きっとまた共演できると信じていたのに、残念でなりません。

もう二度と共演できないのに、一緒に演奏した音はずっと残るんだなあ。
と思うと不思議な気持ちです。

ハルさん、ありがとうございました。

ご家族のうえにも、神様の癒しがありますように。