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I Can't Give You Anything But Love [曲の備忘録 ~スタンダード]

代々木ナルのオーディションの時、同じテーブルになった女性がこれを歌っていたのですが、それがとてもカッコ良くて、好きになりました。

【曲名】 I Can't Give You Anything But Love (1928年)
- Music by Jimmy McHugh
- Lyrics by Dorothy Fields



【曲について】

数多くの有名アーティストにカバーされているスタンダード。
元々はブロードウェイのショー「Blackbirds of 1928」で使われました。

「何も買えないけど愛ならいくらでもあげる!!!」
というこのコンセプトが、翌年襲いかかる世界大恐慌と重なって共感を呼び、大流行したようです。このパターン、On The Sunny Side Of The Street と同じだわ。今の時勢にもぴったり!


歌詞に出てくる「Woolworth」というのは、アメリカの大型安売店のこと。
「ダイヤのブレスレットを買ってあげたいけど、(いつものウールワースじゃ)売ってないしな」という意味のようです。

I can't give you anything but love, baby
That's the one thing I've got plenty of, baby
dream a while, scheme a while,
you're sure to find happiness
and I guess all those things you've always pined for

Gee, I'd like to see you looking swell, baby
Diamond bracelets Woolworth doesn't sell, baby
Till that lucky day you know darn well, baby
I can't give you anything but love


愛なら君にあげられる
それだけは溢れるほど持ってるんだ

思い描いてみて
君は必ず幸せを見つけるんだ
そしてそれから
君がずっと思い焦がれてきたことも全部

ああ、君がお洒落に着飾った姿を見たいな
でもダイヤのブレスレットはウールワースで売ってないし
何でも手に入る幸せな日まで、よく覚えておいて
僕が君にあげられるのは愛だけだということ



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