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But Not For Me [曲の備忘録 ~スタンダード]

師匠の勧めで練習した曲です。
4ビートでやる人が多いようですが、この曲の、救いようのないどん底風の歌詞からして、ゆっくり2ビートで歌うのが一番いいと言われました。
確かに。

【曲名】 But Not For Me (1930年)
- Music by George Gershwin
- Lyrics by Ira Gershwin


【曲について】
スタンダードナンバーの歌詞は、恋愛中の曲と失恋の曲の温度差が極端。
これは失恋のどん底の曲です。

曲の意味はこんな感じ。

彼らは愛の曲を作っているけど、私のためじゃないんだわ。
幸せの星が輝いてるけど、あれも私のためじゃないんだわ。
今の私は、ロシアの劇なんかでも比較にならないぐらい、絶望のどん底。
あああ、どうしてこんなことになっちゃったのかしら。
彼とのキスが忘れられないけど、彼は私のものじゃないんだわ。



「Girl Crazy」というミュージカルのために書かれた曲。これは日本でも有名な「Crazy For You」のベースとなったミュージカルのようです。
作詞家 Ira Gershwin は、George Gershwin の兄上ですな。この二人の兄弟は、ブロードウェイミュージカルの曲をたくさん共作していました。

たとえば
"I Got Rhythm"、"Embraceable You"、"The Man I Love"、"Someone to Watch Over Me" などなど。
稼ぎまくりの兄弟だ。

ところで一つ疑問なのが。。。歌詞に登場する「ロシアの劇(Russian Play)」って、悲劇の代名詞みたいに使われてるけど、そんなにロシアの劇って絶望的なストーリーが多いの?これユーモアかな??



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